クラブの握り方
正しい握り方(グリップ)が上達のための大切な要因になる。
クラブの握り方はいろいろあるが、その中の一つ、「インターロックグリップ」という握り方を紹介する。
⃝左手の中・薬・小指で握り、親指は真上よりやや右に添える。
⃝右手は親指と人さし指で握り、左手の親指を右手のひらで包むようにし、左の人差し指と右の小指を絡ませる。
⃝このとき、雑巾を絞るようにして両手を内側にひねり、肩から手につながる線がV字になるように構える。
※左打ちの人は、左右の手が逆になります。
構え方
⃝白線の入ったマットを目標に正しく向けてセットし、その上にボールを置く。
⃝両足は肩幅程度に開き、マットの白線と平行になるように立つ。
⃝背筋を伸ばしてお尻を突き出す感じでやや前かがみに構える。
⃝ボールはスタンス(両足を開いた幅や立つ位置)の真ん中、グリップは左太腿の前、クラブのエッジは白線に直角に構える。
打ち方
クラブを振り上げるバックスイングは…
⃝左腕を中心に、左肘を曲げないでトップまで押し上げる。
⃝トップでは全体重をほぼ右足に乗せる感じで、顎の下に左肩が入るまで背筋を軸にひねる。
⃝トップでの手の甲は手前に折れないようにする。
クラブを振り下ろすダウンスイングは…
⃝両膝のリードで左腕を中心に引き下ろし、一挙に身体のひねりを解きほぐして、全パワーをクラブヘッドに集中させる。
⃝このとき、特に注意することは、頭を上下左右に動かさないことと、ヘッドアップしない(ボールを打つ前にボールから目を離さない)こと。
ボールを打った後(インパクトの後)は…
⃝左肘は地面を向いたまま(脇を絞める)右腕を目いっぱい目標に向けて伸ばし、フィニッシュはヘソが目標に向くまで腰を回し、全体重がほぼ左足に乗るように体重移動する。